スタディーツアー2008 Part1

今年も8月2日(土)から8月8日(金)スタディーツアーを実施しました。
遅くなりましたが、活動内容をご報告いたします。

今年は参加者が理事の方、弁護士さんの4名だけの参加でしたので、国籍確認訴訟判決を受けての現地での記者会見、他NGOでのレクチャー開催などを中心に行いました。

8月3日(日)マリガヤハウス10周年記念会に出席

今年で10周年を迎えたマリガヤハウス。11月に予定している10周年記念会のプレ記念会としてクライアントのお母さん、子どもたち、スタッフ、他団体の方など
みんなで集まり交流会を開いてくれました。
子どもたちもお母さんも気合いを入れて練習してくれていたという、ダンスや歌などを披露してくれました。
ツアー参加者のJFC弁護団代表の近藤弁護士から国籍確認訴訟についての説明を行ってもらいました。

奨学生から、日本の応援してくれている皆さんへの感謝メッセージもいただきました。
また、去年強制送還となったフィリピン人マリテスさんのお子さん、マリトニちゃん、アンマリちゃんも参加してくれました。タガログ語も英語もとっても上手になっていて驚きました。おみやげのの日本語の本をみて、「かえって読むの楽しみ!」と大喜びでした。

午後は、BATISというNGOで開催されていたワークショップのリソースパーソンとして、近藤弁護士からJFCユース達に判決についてのレクチャーを行いました。出席者からもたくさんの質問や意見が出て、とても有意義な時間となりました。認知を得ずにすでに20歳を過ぎているユース参加者が多く、「日本国籍が取れないことは残念だが、日本人の父親に自分の子として認知してもらいたい」「法的認知はなくてもいいから、父親にただ認めてほしい、会いたい」といった発言も印象的でした。