3月9日(日)12時から、みどり共同法律事務所にて国籍確認訴訟の原告団会議が行われました。原告9名のうち6名の母親と4人の原告の子どもたちが出席。その他、ボランティアさんの浜中さんと前スタッフの高野さんも出席してくれ、賑やかな会議となりました。
 まずは昼食。リリベスさんの作ってくれたチキン、オフェリアさんの作ってくれたパンシット・ビーフン、伊藤はポテトサラダに鶏の照り焼きにビコを持参。前の日が娘の誕生日だったのでフィリピン式にお祝いしました。
 ようやくお腹も落ち着いた頃に会議開始。手は、ニュースレター「マリガヤ54号」2600部の発送作業のお手伝いをしてもらいながら、耳は近藤弁護士の説明へ。まずは、最高裁に至った経緯を簡単に説明しました。
 次に、最高裁判所には、最高裁判所長官を含む15人の裁判官全員で構成する大法廷と5人の裁判官で構成する三つの小法廷があり、すべての事件は、まず小法廷で審理し、ほとんどの事件がこの小法廷での審理及び裁判で終了すること、そして、小法廷で審理した事件の中でも憲法に適合するかしないかを判断するときなどに限って事件を大法廷に移して15人の裁判官による審理及び裁判をすることを説明し、私たちのケースが大法廷に移されたということは憲法判断をする可能性が非常に高いので、違憲判決が出る可能性も高いことを説明しました。原告のお母さんたちも「きゃあ〜絶対勝とう!」とみんなで盛り上がりました。
 肝心の4月16日(水)2時から予定されている弁論を誰が行うか、ということについてみなで話し合ったところ、弁護士のほか、原告の子ども1名が15分程度、意見陳述をすることに決定。原告の中で最年長のジュリアンちゃんに決まりました。
 みんなにニュースレターの帳合を手伝ってもらったおかげで2600部すべて終了。みんなに感謝。本当に助かりました。ありがとうございました! あとは来週、ボランティアさんたちに残りの発送作業をお手伝いして頂いて再来週には発送作業を終えられるかな…と期待しています。
 最後はロレタさんお手製のチーズケーキのデザートを食べ(とても美味しかったです。フィリピンのエッグパイに似た味だったわ)、「ハッピーバースデイ」の歌をみんなに歌ってもらって会議終了。みなさん、お疲れさまでした。