ボランティア会議を行いました♪

2013年7月27日(土)、ボランティア会議を行いました。
来年迎える20周年記念パーティについての話も具体化してきました。

1)JFCネットワーク設立20周年イベント
<案>
【時期】
2014年11月頃
【テーマ(仮)】
「JFC成人の主張」
【内容】
<第2部>10時〜
?・主張するJFC:20歳を迎えた(または過ぎた)在日JFC1名、マリガヤハウスJFC1名、COWのJFC1名
※各事務所で推薦してもらう。
※マリガヤハウスとCOWはビデオをとって流す。
※時間:一人20分。(20分×3=60分 通訳入れて約1時間)
?ドキュメンタリーフィルムを撮って流す。(30分くらい)

ランチタイム(※フィリピ人のお母さんお手製フィリピン料理)12時〜

<第2部>12時半〜13時半
? 国籍確認訴訟の最高裁判決(判決が出ていればその説明)12時半〜13時
? 移住JFCが増える一方、研究者などに負の問題を語ってもらう。

<第3部>13時半〜14時
○国籍オリエンテーションの説明
前回の国籍法改定に続き、最高裁判決がでると、日本国籍を取得できるJFCがさらに増える。現状として、日本で就労したいために国籍取得するJFCが多い。国籍取得支援をしているが、「国籍取得→日本での就労」が団体の目的ではない。「権利としての国籍取得」と「国籍取得により日本への就労の機会」は別物であり、団体としては、単なる国籍取得支援ではなく、「権利」「アイデンティティ」までフォローする必要がある。また、クライアントを受け入れるオリエンテーションで、国籍取得の意義や団体の立場を示す。

インターン生へのオリエンテーションを行いました

2013年7月18日、8-9月にマリガヤハウスでインターンを予定しているアイセックの学生さんのオリエンテーションを行いました。

今年の夏季休暇中はアイセックから3人の学生さん、その他2名がインターンを予定しています。マリガヤハウスでのインターン前に東京事務所でも可能な限り数日間の事前研修をお願いしています。NPOでのインターンは即戦力として大いに期待しています。たくさんのことを学び、将来に生かしてください。どうぞよろしくお願いします。

ニュースレター「マリガヤ65号」の発送終了しました!

6月1日を予定していたニュースレター「MALIGAYA 65号」の発送が終了しました♪
今回、発送のお手伝いとしてボランティアに来てくれたみなさま、ありがとうございました。
JFCのヨシミちゃんは週に2度も来てくれて、本当に助かりました。うれしかったです。

ボランティア会議を行いました。

5月18日(土)12時半からボランティア会議を行いました。
今回は、特に、来年迎えるJFCネットワーク設立20周年記念に向けて、何をするか、を中心に話し合いました。マリガヤハウスの尚子さんもスカイプで参加。いろんな意見が出ましたが、最終的にはこんな方向で進めようと思います。

●パーティ形式ではなく、例えば、「JFCネットワークは20才の成人式を迎えました!」ということで、成人の主張ならぬ「JFCの主張」。
●日本やフィリピンに暮らすJFCの子どもたち(ユースを中心)数名に「主張」してもらう。
●マリガヤハウスのJFCもビデオで登場。
●国籍確認訴訟の最高裁判決後であればもっとも好ましいが、時期がまったく読めないので、10月頃を予定。
●もちろん、プレスリリースして、マスコミにも来てもらい、「JFCの成人の主張」を聞いてもらい記事にしてもらう。
●その際に、時期を同じくして「JFC基金」を立ち上げたことを宣伝し、寄付を募る。
●JFC基金は裁判を続けたくても書類の取り寄せ費用のお金さえなく、裁判継続が困難になっているJFC家族への基金とする。

ご意見、ご提案などございましたら、ドシドシお願いします♪(伊藤里枝子)

ユース懇談会

2013年5月16日(水)、JFCネットワーク事務所にてユース懇談会を行いました。

フィリピンで生まれ育ち20歳前後で来日するJFCのユースが増えています。父の国・日本。彼らの期待に反して彼らを待ち受けている日本の現状はとても厳しいものです。日本とフィリピンでビジネスをお持ちだった根岸伊作さんを招き、日本の労働状況や価値観などのお話をしていただき、日本で生きていくために大切なこと、JFCユースが乗り越えなければならないことなどをお話し頂きました。クリスマス会で料理大賞をとったスタッフ・阿部エスピーお手製のカレカレを食べながらのランチ懇談会はとても有意義なものでした。(伊藤里枝子)

さて、5月5日(日・祝)、JFCネットワーク恒例母子お楽しみイベントとなりつつあるイチゴ狩りが行われました。
お手伝いくださったみなさま、本当にありがとうございました。

天気もイチゴ狩り日和で、今年は。参加者が、総勢約65名という大所帯となりました。内訳は、クライアント母やその友人が20名弱、その子ども達約17名、JFCユース10名弱、そしてボランティア・スタッフとその家族や子ども、そしてその知り合い家族が合計25人くらい。

イチゴ狩りの会場は、三浦半島津久井浜のイチゴ園。都内からは約1時間という遠距離の目的地で、時間通りに予定の電車に果たして乗れるのか!!がまず最初の関門でした。
都内出発組は、品川駅京急改札口に集合することになっていたのですが、GWの人ごみの中、落ち合うのがまず一苦労でした。ただフィリピン人母参加者の皆さんはオン タイムどころか!!時間前に品川駅に余裕の到着。9:20集合にしていましたが、8:20には私の携帯が鳴り(私はまだ自宅で、最終参加者名簿をプリント中でした)、フィリピン人Nさん「イチハラさーん、品川についたよ!どこにいますか?」。私「ごめん、まだついてないので、改札で待っててください」。フィリピン人Nさん「あー、大丈夫!コーヒー飲んで待ってるから!!日本にいるからフィリピンタイム駄目ね!!」とのこと。みなさん、合に入れば郷に従え・・・、素晴らしいです。
そうはいっても、大きな品川駅で、迷ってしまう人々も続出。日本語の不自由な母に代わり、小5のS君は、駅のインフォメーションで集合場所への行き方聞いたりと、子どもなりにお母さんを助け、お母さんもそんなS君がとても頼もしい、と感心していました。
ボランティアの皆さんにも迷っている場所へピックアップに行ってもらったり、連絡のこない参加者へ電話をかけてもらったり、助けていただきました。そう、品川で集合が、この日、一番大変な仕事でした。

しかし、(品川組は)無事に予定の電車に乗れ(しかし、横浜集合組は更に大変だったようでした・・・←横浜集合担当は、エスピーでした)、津久井浜駅で11:20に横浜グループと合流でき、12時前にようやくイチゴ園に行きつきました。間違って浦賀までいってしまったユースや、30分遅れで電車に乗ったメンバーも奇跡的にこの時間には全員集合!12時から、30分間のイチゴ食べ放題になりました。今年のイチゴは、甘く、とてもおいしかったです。もぎたてのイチゴは、これがまた味が濃くて、甘くておいしい!みんな「おいしいねー」と何個食べられるか!?というギネスへの挑戦をしていました。検証はしていませんが、事務局長伊藤のご長女(小4)、Yちゃんが今年も2百数個食べたとか・・・。元を取りました。ちなみにうちの娘(幼稚園年長児)は、去年は1100円払って、食べたのはたったの2個・・・。結果、1個550円という世界一高いイチゴになってしまいましたが、今年は20個くらいは食べたようで(母は会計等に忙しく、会場に放牧で確認していないのですが)、成長を見せていました。そして、最近フィリピンから来日したKくん(高2)と、Tくん(中2)は、共にいちごは苦手・・・とイチゴ狩りには参加せずハウスの外で待機してましたが、それでも、参加して顔を見せてくれたのは、うれしいことでした。

イチゴ狩りの後は、海へ行き、(すでにイチゴで満腹だったにもかかわらず)、お弁当&ゲームタイム。子どもたちは、風もあって肌寒い日だったにもかかわらず、海辺で10分もしないうちに砂まみれのずぶ濡れ状態で盛り上がっていました(写真はまだぬれる前です)。とにかく寒い日だったのに、浮き輪を持ってきてた子もいて(←前述のYちゃん)唖然、目を疑いました。クラゲを見つけて棒でつついたり、ワカメを投げたり、穴をほったり、みな本当に子どもらしく、何もおもちゃはなくても、砂だらけ、びしょ濡れになって、初めて会う子も、顔見知りの子も、本当に自由にはじけて楽しげでした。こういう姿は本当にいいです。ボランティアのTくんが、子どもたちの中心になって遊んでくれていました。大人でそこまでびっしょりになって大丈夫か(笑)?というくらい・・・。ありがとうございました。

その後、砂浜で宝さがし、菓子くい競争などのゲームも行いました。大人が菓子くい競争(パンくい競争と同じしくみ)の時は、子どもがお菓子がぶら下がった棒を持ちましたが、子どもたちはその棒を、大人に対して、リンボーダンスくらい低くもつ、または棒もって走って逃げる!(日頃の恨みか!?ははは)など、想定外の菓子くい競争になり大うけでした。

まあ、とにかく天気も良く楽しい1日でした。参加者の皆さんも、ボランティアの皆さんも、そしてスタッフ自身も楽しく過ごせた1日でした。最初に書いたSくんのお母さんが「本当に楽しかった、ストレス吹き飛んだよ。毎日大変だけど、でも、ストレスが今日は吹き飛んだよ」と帰りの電車でいってくれました。

最後に、こういったイベントの課題を。GWにイチゴ狩りを開催したのは、母子家庭で家族レジャーに行くことの少ない中、皆で集まって少しでも楽しくGWを過ごそうという趣旨でこういったイベントを行っていますが、やはり課題は、お金・・・。今回、イチゴ狩り入園料は、ひとり1100円でした(3歳以上、大人・子ども同一料金で1100円)。品川から津久井浜までは片道830円、ちょっと遠方からだと交通費だけで、大人は往復2000円は軽く超え+イチゴ狩り1100円=3000円以上。そして家族が多いとそれなりの出費になります。3千円、もしかすると日本で普通に暮らしていると、大した額ではないように思えるのかもしれません。しかし、母子家庭で、ぎりぎりの生活をしていると、その3000円+子どもたちの参加費をねん出するのは、かなり大変なことだったりします。事務局にも、参加したいけどお金がない・・・というため息が寄せられました。その家族の状況を客観的に判断し、可能な範囲で、個別スポンサーを見つけるなどの対処もしましたが、もっと全体的な支援ができたらどんなにいいだろうか・・・と思いました。お金、お金、おかね、どこかにないですかね・・・、金亡者のようですみません。でももっとたくさんのフィリピン人母子が参加してストレス発散レジャーができたらどんなにいいかと思うのです。

JFCネットワークの活動の主は、子どもたちの権利を支援するための法的支援です。でも、並行してこういう生活の楽しみのチャンスを互いに作るのは、顔の見える支援を行うためにも大切なことのように思っています。さあ、明日からまた頑張ろう!!

(市原誉子)

カラカサン設立20周年記念パーティに参加してきました。

4月27日(土)、カラカサンの設立10周年記念会に参加してきました。

カラカサン(KALAKASANは)移住女性のためのエンパワメントセンターで、「カラカサン(KALAKASAN)とは、フィリピンのタガログ語で「力」という意味です。主にドメスティックバイオレンスの被害にあった外国籍女性と子ども達の地域での生活をサポートしています。

カラカサンは;
1)英語と日本語のニュースレターの発行している。
2)問題を抱える当事者の女性たちが主体となって活動している。エンパワーメントを実践している。
3)地域に根差した子どもたちの居場所づくりをしている。
4)女性や子どもたちの抱える問題に取り組み政府へのロビーイングを行い問題解決を目指している。

支援する側と支援される側の関係ではなく、問題を抱える当事者自身のエンパワーメントを実践し生きていく力をつけることを目指していることが素晴らしいと思います。私たちもたくさんの学ぶことがあると思いました。

これからもぜひ頑張って活動を続けてほしいです。(伊藤里枝子)